ラクマでの取引、お疲れ様でした!
商品が届き(または発送し)ホッとしたのも束の間…
「相手はどんな評価をつけたかな…?」とソワソワしていませんか?
とくに取引メッセージのやり取りが極端に少なかったり、ちょっとしたトラブルがあったりすると「もしかして悪い評価をつけられたかも…」と不安になることもあるでしょう。
「できることなら、相手の評価を先にこっそり確認したい!」
「相手の評価を見てから、自分の評価を決めたい!」
そんなことを考えたことはないでしょうか?
多くのラクマユーザーが一度は抱えるこの切実な疑問…
それはラクマで評価を先に見る方法。
この記事では、そんなあなたのモヤモヤに結論からズバリお答えします!
ラクマの評価ルール:購入者が先で出品者が後
まず理解しておきたいのは、ラクマの評価ルールです。
ラクマの仕組み上、評価は必ず購入者さんから先に行うことになっています。
評価の順番は以下のとおりです。
- 商品を受け取り、中身を確認したら、まず先に購入者が出品者を受取評価する
- 購入者が受取評価を完了したら出品者側に通知が届く
- 出品者が購入者を評価して取引完了
【結論】ラクマで評価を先に見る方法は「ない」
ラクマの評価システムは、どの利用者さんであっても平等です。
出品者さん側から先に購入者さんを評価することはできません。
なので、残念ながら購入者さんがつけた評価を事前に確認したうえで、出品者さんが評価する方法はないというのが事実です。
相手が評価を完了していても、出品者さんと購入者さんの双方が評価を完了しない限り、相手の評価は見られません。
取引完了後にお互いの評価が公開される仕組みになっているため、相手の評価を先に見ることは不可能と考えてよいでしょう。
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なぜ先に評価を見られないのか?ラクマ運営の狙いとその理由
なぜラクマでは相手の評価を先に見ることができないのでしょうか?
これには明確な理由があります。
主な理由は次のとおりです。
報復評価の防止
もしラクマで自分が評価する前に相手の評価を見ることができたと仮定しましょう。
相手の評価を先に確認したところ、とくに問題のある取引ではなかったと思っていたのに「悪い」評価がつけられていたら、どう思いますか?
不快になる人も多いでしょう。
仕返しに自分も相手に「悪い」評価をつけてやりたいと思いませんか?
このような報復評価を防ぎ、冷静な評価を促すためにラクマでは先に相手の評価を見ることができない仕様になっています。
公平性と客観性の維持
評価の順番はともかく、出品者さんと購入者さんがつけた評価が取引完了後、同時に公開される仕組みは、どちらか一方が有利・不利になる状況を回避するためには都合のよい仕組みです。
相手のコメントに左右されず、同じ条件で公平かつ客観性をもって評価できます。
もし先に評価をつけた人の評価を確認できてしまえたら、購入者さんに不利な状況を作り出してしまうため、公平性が保たれません。
また、報復評価は感情優位で主観的なので、本来の商品の状態や取引の内容といった客観性が薄れてしまいます。
公平性と客観性を維持するためにも、相手の評価を先に確認できる状況を作ってはいけないのです。
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相手の評価を先に見たくなる心理
ところで、なぜ相手の評価を先に見たくなるのでしょう…。
ラクマに限らず、フリマアプリで相手の評価が気になって、先に見てから自分の評価をしたくなる心理は誰にでもあります。
それは、取引中の不安や心配によるものです。
相手の評価を先に見たくなる心理として、いくつか事例をあげて解説していきましょう。
取引中のコミュニケーションに不安があった
ラクマの取引においてメッセージのやり取りは重要です。
しかし、利用者の中には一度もメッセージのやり取りがなく、取引が終了するケースもあったりします。
取引メッセージについては、以下の記事を参考にしてみてください。
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参考ラクマで購入後の連絡は取引メッセージを送る?
ラクマで商品の購入手続きが完了したら、出品者さんと取引メッセージで連絡を取り合います。 取引メッセージでのやり取りは、購入者さん側はほとんど挨拶とお礼ぐらいしか送ることがないまま取引完了することも度々 ...
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また、最初は順調にコミュニケーションが取れていたのに、途中から一切連絡が途絶えることも稀にあります。
そんなとき、何か問題が生じたのではないかと不安になって、相手の評価が気になるものです。
もしかしたら、悪い評価をつけられているかも知れませんからね。
商品や梱包に不安があった
ラクマで売れた商品を発送する際、緩衝材や梱包材を十分に用意できず、仕方なく簡易的になってしまったり、逆に過剰梱包することもあるでしょう。
そんな時、受け取った相手はどのような反応を示すのか、不安になりますよね?
また、商品の梱包中に出品時には見落としていた傷や汚れが発覚するなど、商品や梱包に不安があると、相手は先にどんな評価をつけるのか気になるものです。
ラクマの梱包については以下の記事で解説しています。
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参考ラクマ出品者にやさしい商品の梱包方法
ラクマに出品した商品が売れたら、発送の前にやるべきことは梱包作業です。 梱包作業とは、売れた商品をビニールや紙袋・封筒・ダンボールなどに入れて発送できる状態にすることをいいます。 商品の発送については ...
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自分の対応に不備があったかもしれないという心配
取引メッセージが途中で途切れてしまったり、突発的な事情によって予定よりも発送が遅れてしまったり、途中で取引にトラブルが発生すると、「自分の対応に不備があったかもしれない…」と心配になりますよね?
もちろん相手に対して誠心誠意向き合って、できる限りの最善を尽くしたとしても、相手が自分に対してどのような評価を下すのかは気になります。
最後までドキドキしながら相手の評価を気にして、取引終了後に真っ先に確認したら「よい評価」でほっとした経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
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評価する時は相手を深読みし過ぎない!思い込みに注意!
相手の評価が気になって不安になった場合、あまり深読みし過ぎないことが重要です。
相手は自分が思っているよりも、さほど気にしていないケースもありますし、現実に起こってもいないことを心配して嫌な気分になるのもよい取引とはいえませんよね?
また、ちょっとしたコミュニケーション不全や発送の遅れなどで、過剰に心配し過ぎて、相手は自分のことをよく思っていないという思い込みに囚われてしまうのは危険です。
相手としては、別に何とも思っていないので先に「よい評価」をつけたのに、自分は「悪い評価」をつけられるだろうという思い込みが原因で、「悪い評価」をつけてしまった…なんてことのないように注意しましょう。
ラクマで購入者さんを評価する時の手順やコメントについては以下の記事を参考にしてみてください。
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参考ラクマで購入者を評価する方法(コピペOKの例文あり)
ラクマ出品者さんは売れた商品を発送後、無事に発送通知を行なったら、購入者さんからの受取評価がつくのを待ちます。 購入者さんから受取評価がついたら、あとは出品者さん側も購入者さんを評価して取引終了です。 ...
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相手の評価を気にせず自信をもって誠実な取引を!
相手の評価を先に見る方法がない以上、悪い評価をつけられないためには誠実な取引を常日頃から徹底するしかありません。
- 丁寧な言葉遣い
- 迅速な対応
- できる限り正確で、詳細な商品画像と説明文
- 商品を保護するのに適した梱包方法
- 迅速な発送
- 必要最低限の挨拶と連絡
上記のような基本事項をひとつひとつ丁寧にこなすことが、結果的に評価への不安を減らすことにもつながります。
ごく稀に予期せぬ理由で悪い評価をつけられたり、トラブルが発生する可能性もあるでしょう。
しかし、自分自身が常に誠実な対応をしていれば、相手がどんな評価をつけてきても過度に恐れる必要はありません。
堂々としていればOKです。
もし理不尽な理由で悪い評価をもらってしまった場合は、事務局に問い合わせるか、プロフィール欄に事実を記載するといった手段も有効です。
相手の評価を気にしても仕方ない
「ラクマで評価を先に見る方法」ですが、そんな裏技はありません。
どうしても相手の評価が気になってしまうのは誰でも同じですし、その心理は理解できますが、評価を先に見る方法がない以上、仕方ないのであきらめましょう。
それよりも常日頃から誠実な取引を心がけることが大切です。
時には理不尽なこともあるでしょう。
しかし、自信を持って誠実な取引をコツコツと継続していれば、それほど大きな問題にはなりません。
評価を恐れず、堂々と取引してください。