ラクマに商品を出品する前に出品禁止商品について知っておいてください。
ラクマの利用規約で定められた出品してはいけない商品というものが結構あります。
出品禁止商品とは知らずに出品してしまうと、最悪の場合、アカウント停止という重いペナルティを課せられることもあるのでくれぐれもご注意ください。
このページの内容
ラクマの出品禁止商品リストを確認しよう!

たしかにラクマはスマホさえあれば、誰でもかんたんに出品できますが、決して何を出品してもいいというわけではありません。
法律に違反するものやトラブルが発生しやすいものは、出品禁止にしないとユーザーさんも安心して利用できませんからね。
出品禁止商品については、ラクマの利用規約できちんと定められています。
いったい、どのような商品が出品禁止なのかをわかりやすくまとめてみました。
ラクマで出品を禁止されている商品
- 偽ブランド品・偽造品
- 模造品やレプリカ
- 第三者の知的財産権の侵害にあたるもの
- 法令違反の商品
- 医薬品・医療機器など
- 特定の食料品・飲料品など
- 公序良俗に反するもの
- 金券・ギフトカード・チケットなど
- その他
一応、ラクマのルールに掲載されている出品禁止商品は上記のようなものでしたが、中には少し言葉が難しいというか…具体的にどんな商品がダメなのかがわかり難いものもありますよね?
…ということで、もう少し掘り下げて説明していきましょうか。
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偽ブランド品の出品禁止は当然のこと!
偽物のブランド品を販売すること自体が法律に触れるということもあって、おそらくこれはほとんどの人が理解しているとは思いますが、ラクマのルールで定められている偽物のブランド品というのは、正規品かどうか曖昧なものも含まれているようです。
たとえばシリアルナンバーや鑑定書がなかったり、知人や友人からの貰い物で出品者さん自身が商品に対して本物かどうか確信が持てずに曖昧だったりする場合ですね。
ラクマに出品されている商品を見ていると、たまに説明文に以下のような文言が記載されているものを見かけることがあります。
- シリアルナンバーはありません。
- 正規品かどうかはこちらではわかりません。
- たとえ偽物だとしても返品・返金できません。
- 友人からの貰い物なので詳しいことはわかりません。
- 本物同様
- A級品(S級品・N級品など)
- スーパーコピー
- 本物志向の方は購入しないでください
- ご理解いただける方のみご購入ください
要はブランド品をラクマに出品するのであれば、曖昧なものではなく確実に正規品だけしか認められていないということです。
出品禁止の模造品やレプリカって?
模造品・レプリカも偽物のブランド品と似たようなもので、本物をコピーするというよりは意図的に似せて作っているような商品のことをいいます。
◯◯風とか、◯◯のパロディ品みたいな感じで出品されることが多いようです。
レプリカに関しては、メーカー側が正規で「レプリカモデル」として売り出す商品もあるため、その辺は何とも言い難いように思えます。
ラクマで出品禁止物として定められているレプリカというのは、ブランド品や私的財産権の侵害に該当するような悪質な商品です。
模造品やレプリカ商品の出品には説明文に以下のような文言が使われることが多いみたいですね。
- ◯◯(ブランド名)風
- ◯◯(ブランド名)のパロディ商品
- 海外オリジナルブランド
- 並行輸入品
模造品はともかくレプリカに関しては何とも曖昧ですが、ブランドや知的財産権を侵害しているかどうかがひとつの判断基準となります。
第三者の知的財産権の侵害にあたるものとは?
「第三者の知的財産権の侵害にあたるもの」と聞いても何だか難しい言葉だったりしますが・・・
その中には先ほど挙げた偽ブランド品や模造品も含まれますし、商標権のあるキャラクターを無許可で勝手に使用したものやCDやDVDをコピーしたものまで幅は広いです。
第三者の知的財産権を侵害しているものについてラクマのルールから引用すると、以下のとおりです。
第三者の知的財産権を侵害しているもの
<商標権関連>
・偽ブランド品
・レプリカ品、模造品
・ブランド品の一部を加工したハンドメイド
・ブランドの包装用具を加工したもの
・デザインやロゴマークがブランド品と酷似しているもの
・真正品であると証明できないもの
・商標を不正利用したもの
・その他、購入者がブランド品と誤解・混同してしまうようなもの
・商標権を有するブランドロゴを使用したハンドメイド・オーダーメイド品
・商標権を有するキャラクターを使用したハンドメイド・オーダーメイド品<著作権関連>
以下の無断複製したと判断できるもの ※記録媒体は問わず
・音楽CD
・映画
・ゲームソフト
・コンピューターソフト
・海賊版
・テレビ番組
・ラジオ番組
・許諾のないプレインストール販売
など、他者が著作権を有する著作物
・著作権を有するブランドロゴを使用したハンドメイド・オーダーメイド品
・著作権を有するキャラクターを使用したハンドメイド・オーダーメイド品<不正競争防止法関連>
・コピーガードキャンセラー
・マジコン
・MODチップ
・スクランブルキャンセラー
など<その他>
・有名人、著名人の生写真、アイコラ(アイドルコラージュ)などのパブリシティ権、肖像権を侵害するもの
たまにハンドメイドカテゴリなんかでも、ディズニーのキャラクターを無断で使用したものを出品している人がいるようですが、そういったものは出品禁止商品に該当するのでご注意ください。
法令違反の商品とは?
法令違反の商品というのは、所持しているだけで逮捕されるような拳銃や刀剣類、弾丸、バタフライナイフ、あとは麻薬、偽造プリペイドカードなどですね。
拳銃や刀、麻薬などをラクマに出品する人はさすがにいないとは思いますが、催涙スプレーとか、ヌンチャクもダメですからね。
あとPSCマーク、PSEマーク、PSTGマーク、PSLPGマーク、Eマークなどが貼付されていない商品もNGのようです。
念のためにラクマのルールから具体的な出品禁止リストを引用しておきますね。
<主に武器としての用途となるもの>
- 銃器類
- 銃砲類
- 模造けん銃
- けん銃部品
- 弾丸(使用済みも含む)
- 火縄銃等の古式銃砲
- 刀剣類
- 改造モデルガン
- 金属製のモデルガン
- ダガーナイフ
- ボウガン、クロスボウ
- スタンガン
- スピアガン
- スリングショット
- 催涙スプレー
- 秘匿性の高い刃物
- ヌンチャク
- ナックルガード
- メリケンサック
- 特殊警棒
- 改造エアガン
- 多節棍
- トンファー
- バタフライナイフ
- 手裏剣
- 洋弓銃
- 水中銃
- 上記の部品など
<その他禁止されているもの>
- 拳銃
- 麻薬
- 偽造プリペイドカード
- 偽造クレジットカード
- データスキミング装置
- ホワイトカード、ICチップ
- 偽造文書
- 偽造印鑑
- 各種取締りから免れる事を目的とした、脱法目的に利用される商品
- 窃盗、詐欺、恐喝、強盗、横領などの犯罪行為により取得された恐れがあるもの
- 開錠用工具、ピッキング用具、錠と対でない鍵、マスターキーなど
- 道路運送車両法違反となる不正な改造を施された自動車体及び自動二輪車、ナンバープレートカバー、シートベルトキャンセラー、中古エアバック等
- 印影から印章を作成するサービス
- 法令が定める規格・基準に適合していることが確認できない(PSCマーク、PSEマーク、PSTGマーク、PSLPGマーク、Eマークが貼付されていないなどの)商品
医薬品・医療機器なども出品禁止
胃薬や風邪薬も出品禁止となっています。
漢方薬もダメですからね。
あとは、コンタクトレンズ(カラコンも含む)も出品できません。
わりと禁止されていることを知らずに出品してしまいそうなものでいえば、手作りの石鹸や化粧水ですね。
手作りというのがポイントですね。
こういったものは、自宅に使わないものが余っていても出品しないようにしましょう。
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特定の食料品・飲料品とは具体的にどんなもの?
ラクマには「食品/飲料/酒」というカテゴリがあって食品や飲料の出品自体は禁止されていません。
問題は「特定の食料品・飲料品」というところです。
具体的には以下のものが「特定の食料品・飲料品」に該当します。
- 開封済みの食料品・飲料品
- 購入者が受領するまでの期間に賞味期限が経過する食料品・飲料品
- 保健所許可や営業許可の必要な食料品・飲料品 (許可がある場合は出品可)
- 医薬品成分を含む健康食品、飲料など
既製の食料品は、未開封で消費期限内にお届けできる場合のみ期限を明記したうえで出品可能とされています。
食料品を自分で作って販売する場合は、保健所の営業許可が必要になることもあるのでご注意ください。
…とはいっても、消費期限を明記しないまま出品している人もわりといたりしますね。
公序良俗に反するものって何?
公序良俗に反するものというのは、かんたんにいうと一般的道徳観念に反するものです。
主にわいせつ関連だったり、反社会的なものなどが該当します。
盗聴用機器などの盗聴・盗撮に悪用される可能性がある商品も禁止です。
金券・ギフトカード・チケットなどで出品を禁止されているものは?
ラクマで出品が禁止されている金券、チケット類は主に以下のものです。
<金券・有価証券>
- 現行の紙幣、通貨
- 宝くじ、勝馬投票券、totoまたはそれに類するもの
- 債券、小切手、手形、株券などの有価証券、印紙
- ラクマが禁止と定めている商品券、ギフト券、旅行券
→禁止商品リスト:「商品券、ギフト券」「旅行券」- QUOカード
- 電子ギフト券
- 交通系電子マネー
- プリペイド式クレジットカード
- プリペイドカード
<譲渡や売買が法令上禁止されているものまたは悪用されるおそれがあるもの>
- 議決権行使書面、領収書、公的機関から発行された許可証や免許など
<商品に関する契約などで譲渡・転売が禁止されているもの>
- 記名済みの航空券
- キャッシュカード、クレジットカード、デビットカード、ローンカードなど
- 預貯金や証券の口座、預貯金通帳
- 発行元が売却・譲渡禁止としている各社のマイレージやポイントそのもの、ならびに各種ポイントカードや会員証など
<その他>
- 予約番号だけの出品などを含む、未払い状態での興行チケット
- 営利目的、転売目的と判断されるチケット ※いわゆる、ダフ屋行為
アマゾンギフト券やiTunesカードなんかもNGなので気をつけてください。
チケット自体の出品は可能となっていますが、高額での販売はダフ屋行為になる可能性があります。
その他の出品禁止商品
その他というのは、今後追加されていく可能性も高く、わかりやすくいえばラクマ運営側の判断で禁止している商品です。
ラクマのルールから引用してみると以下のものがこれに該当します。
- 生き物
- 不動産
- レーザーポインタ
- 利用制限のかかった携帯電話、または契約者名義を「使用者本人の名義へ変更すること」を前提としない、通話可能な携帯電話
- 火薬、爆発物、灯油、ガソリン、各種高圧ガス、液化石油ガスなど
- カーナビ ※商品説明文または商品画像に製造番号が確認できるものを除く
- 使い捨てライター
- ヘアチョーク
- たばこ ※海外からのおみやげのたばこなども含みます
- 警察、消防、公共交通機関、郵便・運送業者などの制服であって、犯罪の手段として悪用されると危険であるとラクマが判断した制服
- 企業や官公庁の入館証、制服、社員章、バッジなど、役職や身分を偽ることができるもの
- 免許証、パスポート、健康保険証などの身分証明書となるもの
- サンプル版、デモ版として貸与されているもの、レンタル品
- 個人情報や機密情報はもちろん、具体的な根拠も無く信憑性の疑わしい情報、その他ラクマで不適切と判断した情報
- サービスや情報といった実体の無いもの ※いわゆる無体物
- 探し物や求人の出品
- 役務や労働力の出品
- 寄付や宗教の勧誘の出品
- 象牙、べっ甲
- 金融・保険
- 鯨肉、イルカ肉、鯨およびイルカから採取された皮、脂、骨等の部位、およびそれらの加工品
- ハードウェアウォレット
- 店頭試用品、テスター等の個人が所有することを前提としていないもの
- その他、ラクマが不適当と判断した出品
もしかしたら植物が禁止というのは知らない人もいそうですね。
あと、利用制限ありの携帯電話なんかも禁止されているのに、たまに出品されていたりします。
また、仮想通貨のハードウェアウォレットも出品禁止ですが、実際にラクマで検索してみると・・・
普通に出品されているのが確認できました。(本当は出品禁止商品です)
上記の画像の商品はレジャーナノSというハードウェアウォレットです。しかもいくつか売れてますね…。
バレなければ良いというわけではありません。
冒頭でも触れたとおり、ラクマで禁止されている商品を出品すると最悪の場合、退会処分になる可能性もありますからね。
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ラクマに出品禁止物を出品したらペナルティあり?
先ほどラクマで出品禁止とされている商品が実際に出品されている事例を挙げましたが、他のユーザーさんに通報されるとペナルティが課せられる可能性も高いので気をつけてください。
ラクマに出品禁止物を出品すると以下のようなペナルティが課せられる場合があります。
- 出品機能の停止
- 機能制限
- 退会処分
出品機能の停止というのは出品ができなくなります。
また、一部の機能に制限がかかっている場合は、操作中に「◯◯が制限されています」というエラーメッセージが表示されます。
退会処分は、ラクマの利用が今後不可能になるので致命的ですね…。
利用規約違反の度合いによっても課せられるペナルティは変わります。
ラクマ運営側は出品禁止商品をどのように判断しているのか?
ラクマでは、出品禁止商品が普通に出品されていたりするのも事実だったりしますが、事務局側も年々取り締まりを強化しています。
ラクマ事務局がどのように出品禁止商品を判断しているのかというと、以下の情報を基にしているとのことです。
- 商品画像
- 商品タイトル
- ブランド名
- 商品説明
上記の情報をチェックして、問題がある場合は規約違反の出品者さんにペナルティを課すということです。
また、他のユーザーさんからの通報によって、規約違反が発覚する場合もあるでしょう。
出品禁止商品を知らずに出品するのが一番怖い
ラクマは誰でもかんたんに出品できてしまうからこそ怖いのが、出品禁止商品を知らずに出品して利用停止になることです。
利用規約をよく読んでいないユーザーさんも実際は多いようですしね…。
もしこれから出品しようと思っている商品が出品禁止かどうか自信が持てない場合は、出品する前に一度ラクマ事務局まで問い合わせたほうが安全です。
ラクマ事務局への問い合わせ方法は以下の記事を参考にしてみてください。
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ラクマ運営事務局へのお問い合わせ方法
ラクマを使っていてわからないことや不明な点などが出てきたら、事務局へ問い合わせることができます。 取引中のトラブルや出品の際に気になること、アプリに対する意見・要望などがあれば、まずはヘルプを読んで調 ...