ラクマでは、取引する前に相手の評価をよく確認しておくことがトラブルの回避にもつながります。
「できることなら著しく評価の悪い相手とは取引したくない!」
…というのは、誰もが思うことではないでしょうか?
その気持ちは出品者さんも購入者さんも同じです。
出品者情報から評価を見る
ラクマでは、商品ページから出品者さんの評価を見ることが可能です。
商品ページの出品者情報に「取引の評価」という項目があります。
上記の画面で「取引の評価」をタップすると出品者さんの評価一覧が表示されます。
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ラクマは「よい評価・ふつうの評価・わるい評価」の3段階
ラクマの評価は以下の3段階とされています。
- よい評価
- ふつうの評価
- わるい評価
上記の評価は、出品者であっても購入者であっても、取引が完了した段階で相手によって付けられるものです。
たとえば、下記↓の画像を例に挙げると、よい評価=1346件、ふつうの評価=62件、わるい評価=13件となっていますよね?
上記の事例は、販売・購入をすべて合わせた総合の評価数です。
「すべて」となっているところを「販売」に切り替えると、このアカウントの出品者としての評価を見ることができます。
よい評価・ふつうの評価・わるい評価の数が変わりましたね?
(よい評価=1027件、ふつうの評価=56件、わるい評価=11件)
次に評価を「購入」で絞り込むと、このアカウントの購入者としての評価を見ることができます。
さらに評価数が変化しましたね?
(よい評価=319件、ふつうの評価=6件、わるい評価=2件)
例として挙げた3つの評価ページの画像はすべて同一アカウントです。
つまり、すべての取引における総合的な評価、販売(出品者)のみの評価、購入のみの評価といった感じで、それぞれを個別に評価数を確認できるということです。
「すべて」「販売」「購入」といったそれぞれの評価をチェックすることで、そのアカウントの出品者としての評価と購入者としての評価が明確になります。
そして、上記を踏まえたうえで、ザックリとではありますが、相手のアカウントを分析することも可能です。
たとえば、先ほどの事例でいうと・・・
先ほどのアカウントはこれまで1300件以上の取引経験があって、そのうち62件のふつうの評価で13件のわるい評価が付けられていますよね?
販売と購入の評価数を比較すると販売のほうが多いため、主に出品者としてラクマを利用していることがわかります。
販売に対して購入の評価数は少ないけれど、どちらも一定の割合で「ふつうの評価」「わるい評価」が付けられているのが気になるところです。
はたしてこの「ふつうの評価」と「わるい評価」はいつ頃付いたのもので、どういった理由や経緯があったのだろう…?
・・・といった感じで、ザックリとで構わないので「この人は安心して取引できる相手なのか?」という視点で評価をチェックしていきましょう。
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評価コメントの確認
ラクマでは、「よい評価・ふつうの評価・わるい評価」の3段階の他に任意で評価コメントを書き込むことができます。
評価コメントには日付も記載されているので、その評価がいつ付けられたものなのかもわかります。
直近のコメントを一通りチェックすれば、その人が最近どのような取引をしているのかを参考にできますよね?
たとえば、過去にわるい評価が付いている人であっても、ここ数ヶ月は「よい評価」しか付いていなくて評価コメントを見る限り、誠実な取引をしていることが確認できれば、取引しても大丈夫だったりします。
また、わるい評価が付いていてもコメントを見ると、その評価が誤解によって一方的に付けられたものだったりすることもあります。
評価コメントは、できれば過去を遡ってくわしくチェックしたいところですが、直近のものほど現在の状況なので、時間軸を意識して確認すると良いでしょう。
相手の評価で重点を置いてチェックするポイント
「ラクマの評価は、どのように見ていけば良いか?」というテーマでお届けしてきましたが、最後に評価をチェックする際の要点をまとめます。
- わるい評価の数(比率)
- 販売と購入での評価数(比率)
- 評価コメント
- 直近に付けられた評価
わるい評価の数(比率)と書きましたが、ラクマに限らず個人売買というのは、取引数が増えれば増えるほど「ふつうの評価」や「わるい評価」がどうしても一定の比率で付きやすくなるものです。
もちろん、まだ取引経験が乏しくて評価数も少ないのに「わるい評価」が極端に多い場合は、そのアカウントには何かしら問題がある可能性も高いわけですが、評価数が1000以上ある場合は、数よりも比率で判断することもよくあります。
あと、フリマアプリというのは取引自体には何の問題もないのに、とくに理由もなく「ふつうの評価」を付けたり、商品説明文をよく読まずに購入した自分に非があるにもかかわらず、一方的に「わるい評価」を付けてくるクレーマー気質な人も残念ながらいたりします。
大事なのは評価数だけでなく、評価コメントも含めて「その人と取引しても問題ないか?」を総合的に判断することです。