基本的にフリマアプリというのは、出品されている商品をほしいと思っている人が複数いる場合、先に購入した人に購入権が与えられるものがほとんどです。
なので、出品者さんは購入者さんを選ぶことが難しく、どうしても早い者勝ちになってしまいます。
とくにメルカリでは、問題のあるユーザーさんに自分が出品している商品を購入してほしくないという理由で、独自にローカルルールを定めて購入前のコメントを必須にしたり、特定のユーザーさん専用の出品ページを作成したり…といった文化があったりしますが、それらは厳密に言えばメルカリの利用規約に抵触する行為です。
それに対してラクマでは、あらかじめ出品者さんが商品を出品する際に購入申請の有無を選択できる仕組みになっています。
購入申請については、購入者さん側の立場で書いた記事があるので、こちらも合わせて参考にしてみてください。
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ラクマの「すぐに購入可」と「購入申請」の違い
ラクマに出品されている商品には、すぐに購入できるものと購入申請が必要なものがあります。 ラクマの場合、メルカリなど他のフリマアプリとは商品の購入方法が少し違います。 ラクマは、メルカリのように購入ボタ ...
購入申請ありで出品するメリット
「購入申請あり」で出品された商品は、購入者さんが商品ページで「購入する」ボタンを押しても、すぐに購入手続きができないようになっています。
「購入申請あり」の場合、申請を出品者さんが承認しない限りは、商品の購入ができないため、出品者さんとしては購入者さんのプロフィールや評価を見定めてから購入権を与えるかどうかを選別できるというわけです。
購入申請には、購入者さんが商品を購入する前に出品者さんのプロフィールや評価をチェックしてから決めるのと同様に、出品者さんもまた購入申請の通知が届いたら相手の情報を調べてから承認するか却下するかを判断できるというメリットがあります。
使い方にもよりますが、これは便利な機能ではないでしょうか?
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購入申請なしの場合はすぐに購入可
ラクマの出品画面で購入申請の設定を行う際に「なし」を選択した場合、商品ページには「すぐに購入可」と表示され、「購入する」をタップするとすぐに購入手続きが可能となります。
とくに購入者さんを選別する必要がない場合だったり、すぐに売り切りたい商品は「購入申請なし」でもOKです。
どういうわけかラクマ事務局側も「購入申請なし」をおすすめしているようですが…。
上記の購入申請の設定画面にも記載されているとおり、購入申請なしに設定しておくと購入者さんはすぐに支払いができるため、購入率が上がるとのことです。
まぁ、たしかに商品を購入する際に、購入申請の有無はチェックしますからね。
私の場合は、ポイントの有効期限がその日に迫っていたりする時、購入申請ありだと日付が変わる前に承認されるかどうか不安なので、購入申請なしの商品を選ぶことがあります。
購入申請の設定方法
購入申請の設定は非常にかんたんです。
ラクマの出品ページから購入申請の画面を開いたら、「なし」か「あり」のどちらかを選択して画面上部の<をタップします。
出品画面に戻ったら、購入申請の有無が設定されているかを確認しましょう。
購入申請の設定方法は以上です。
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購入申請が入っている商品の確認方法
「購入申請あり」で出品している商品に購入申請が入っている場合、マイページから「出品した商品」を開くと商品のタイトル下に「購入申請あり」と表示されます。
出品した商品一覧から購入申請ありの商品をタップすると承認画面が開くので、相手のプロフィールや評価をチェック後、承認するかどうか決めてください。
購入申請者一覧に複数のユーザーさんが表示されている場合、その商品は数人の購入申請があるということです。
購入権を与えるユーザーさんをひとり選択できます。
購入申請の商品期限に注意!
購入申請を受けてから翌日の23:59までに承認作業をせず、放置すると申請は無効化されてしまうのでご注意ください。
購入申請が無効化されると、購入申請者さんはリセットされてしまいます。
商品はそのまま出品されているので、また申請してもらえば購入は可能です。
しかし、一度購入申請を無視してしまうと相手にもルーズな出品者という印象を与えてしまう可能性が高いので気をつけましょう。