ラクマの直接取引は重大な違反行為！

ラクマの利用規約にはたくさんの禁止行為が設けられています。

そんな禁止行為の中でも重大な違反行為とされているのが直接取引です。

ルールを守って常識の範囲内でラクマを利用しているのであれば、直接取引に関わることはほとんどないかと思います。

しかし、中には直接取引を持ちかけてくる詐欺師みたいな出品者も残念ながらラクマにはいたりします。

実際に直接取引に遭遇する機会は少ないせいか、よくわかっていないユーザーさんも多いようですが、重大な違反行為なのでしっかりと理解しておきましょう。

直接取引を持ち掛けられて、知らずに誘いに乗ってしまってからでは遅いですからね。

記事中では、実際にラクマで直接取引してしまった人たちの事例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ラクマでの直接取引（直取）とは？

直接取引とは、ラクマで選択できる支払い方法以外で商品代金を出品者さんと購入者さんが直接やり取りする取引を言います。

直接取引の方法をいくつか挙げてみると以下のようなものがあります。

上記は、いずれもあらかじめラクマで用意された支払い方法を使わずに商品代金を出品者さんに直接支払う行為です。

ラクマで用意されている支払い方法については、以下の記事で解説しています。

ラクマの仕組みは出品者さんと購入者さんの金銭的なやり取りを事務局が仲介することで、ユーザー間の金銭トラブルを回避するように設計されています。

直接取引が行われてしまうとラクマ事務局は取引に介入しないため、出品者さんと購入者さんの間に金銭トラブルが発生しても一切のサポートはできません。

ラクマ事務局側が、支払われたお金や商品の配送状況が確認できないため、直接取引は禁止されています。

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ラクマの決済方法以外での支払いを求められたら危険！

ラクマに限らず、フリマアプリでの取引で直接取引を求めてくる出品者さんが使う手口には、主に以下のようなものがあります。

直接取引を持ちかける出品者さんは、コメントなどでTwitter・LINEといったSNSのIDを聞いてくることも多いようです。

相手A

LINEとかTwitterとかやってますか？

↑こんな感じですね。

SNSのIDを聞きだしたら、ラクマの外部で商品の取引を誘導する場合がほとんどだったりします。

また、値下げ交渉や専用出品の際に直接取引を持ちかけられるケースもあるので気をつけましょう。

たとえば、こんな感じですね？↓

相手B

LINEかTwitterのIDを教えていただけたら値下げ可能ですよ！

またはこんな事例も？↓

相手A

専用出品はできませんが、TwitterのDMかLINEでしたら他の方に購入される心配はありません。

いかがでしょうか？

その場合はお値引きできます！

単にラクマの決済方法を使わずに直接取引を提案されただけでしたら、面倒臭いこともあって断る場合も多いと思いますが、同時に「値下げできます！」と提案されたら思わず話に乗ってしまう人も中にはいたりするみたいです。

また、以前ラクマでの禁止行為として取り上げた「探しものや宣伝ページ」も、実は直接取引を持ちかけるための釣りだったりすることもあるので気をつけてくださいね。

直接取引を持ち掛けて来なくても、もちろん外部誘導はラクマでは禁止行為となっています。

直接取引の前段階として外部誘導が使われやすいので、ご注意ください。

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ラクマで直接取引したらどうなる？

ラクマの公式ガイドでは直接取引が発覚した場合、即刻アカウントを停止すると記載されています。

直接取引や外部誘導が発覚した場合は、即刻アカウントを停止させていただきます。

引用元URL：https://faq.fril.jp/c2q8/

また、直接取引によって発生したトラブルについてのお問い合わせは、ラクマ運営事務局では一切受け付けないとのことです。

なので、出品者さんとのトラブルが発生した際にラクマ事務局に以下のような問い合わせをしても、サポート等は一切してもらえません。

↑こんな問い合わせをラクマ事務局に送っても、直接取引は重大な違反行為なので一切取り合ってはくれません。

直接取引が発覚した場合は、出品者さんだけでなく購入者さんにもペナルティを課せられる可能性があるので十分に気をつけてくださいね。

ラクマで直接取引してしまった事例

実際にラクマで直接取引してしまった人もネット上で確認できました。

その後はどうなったか報告がないのでわかりませんが、参考にはなると思います。

以下で取り上げる事例は、いずれもYahoo！知恵袋からの引用です。

ラクマで直接取引が違反行為だということを、知らずに銀行振込に応じてしまいました。

今のところは、返事などは返ってきていますが、詐欺の可能性がかなり高いですよね。

対策などは今の時点まで来てしまっては遅いですよね。

引用元URL：https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13225810128

上記は、直接取引がラクマで禁止されている行為だと知らずにやってしまったとのことです。

詐欺の可能性を疑っているようですが、当然、トラブルが発生してもラクマ事務局は介入してくれません。

ラクマで直接取引をしてしまいました。
怪しいとは思っていたんですが、免許証のURLが送られてきて大丈夫かなと思ってしまいました。
自分がいけないのは十分承知なのですが、この場合は警察に行ったら取り合ってくれるでしょうか？

引用元URL：https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10223261935

上記の場合、なぜか相手の免許証をみて大丈夫だと思い込んでしまったようです。

怪しいと思ったら手を引くことが賢明です。

警察にいって何を相談するのでしょうか？

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ラクマ出品者に直接取引を頼まれたら通報

もしラクマで直接取引を頼まれた場合は、アカウント停止処分にならないためにも断る必要があります。

直接取引の断り方については、できればストレートな言葉で「直接取引は規約違反なので応じることはできません！」とハッキリ断りたいところですが、強い言葉に条件反射しやすいユーザーさんがいるのも事実です。

「せっかくご提案いただいたのに申し訳ありませんが、そのようなお取引に応じることはできません。」といった感じで、物腰柔らかに伝えたほうが下手に相手を刺激しなくて済みます。

直接取引を断ったあとは、今後その人と取引したくないのであれば、こっそりブロックするのもありでしょう。

たまに感情的になって「直接取引は規約違反なので、あなたをブロックしました！」とわざわざコメントに返信する人がいますが、常識のないユーザーさんを下手に刺激すると後々面倒なことになる可能性もあるので、こっそりブロックしたほうが良いでしょう。

また、直接取引の勧誘があまりにもしつこかったり、明らかに悪質だと判断した場合は、ラクマ事務局に通報できます。

ラクマ事務局への問題の報告については、以下の記事でくわしく触れているので参考にしてみてください。

最後に直接取引を依頼されたときの対処法についてまとめると以下のとおりです。

以上、ラクマでの直接取引についてお届けしました。