ラクマといえば、大手通販会社の楽天が提供するフリマアプリとして世間一般では認識されていますが、実はフリルを立ち上げた株式会社Fablicが運営会社となっていたんですね…。
楽天株式会社が運営していたのは、2018年2月26日以前までの旧ラクマです。
フリルがラクマとして新たにスタートしても、運営は株式会社Fablicということです。
正確には、楽天はの運営会社ではなくて親会社となっています。
2018年7月よりラクマの運営会社が株式会社Fablicから楽天株式会社に変更となりました。
日本初のフリマアプリはメルカリではなくてラクマ前身のフリル!
フリマアプリの人気でいえば、テレビCMの影響もあってどうしてもメルカリに集中してしまう昨今ではありますが、日本で初めてのフリマアプリは、2012年7月にサービスを開始したフリルなんですよね。
私がフリルを使い始めたのは、2014年くらいだったと思いますが、当時のフリルは手数料無料ではなかったんですよ。
そして、なんと!あの頃のフリルは女性専用でした。
当時のフリルは、女性専用ということもあって、中古の衣類などを販売する際の安心感が何となく売りだったような気がしますね。
その後、フリルは何度かリニューアルを重ねて、2015年7月には男性でも利用可能になりました。
そういった流れもあって、最後までフリルは比較的女性のユーザーさんが多かったのかも知れませんね。
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メルカリ、フリルに遅れてラクマが登場!
2014年11月に楽天がフリマアプリ市場に参入してきました。ラクマのサービス開始です。
当時、フリマアプリはいくつも乱立していた印象がありますが、そんな状況下でも、やはりメルカリの人気は飛び抜けていましたね…。
メルカリとフリル、そして今はサービスを終了してしまったLINEモールが主流だったような気がします。
そこにネット通販大手の楽天が提供するラクマの登場ですよ!
当時は、少しだけ話題になっていたのと楽天スーパーポイントが支払いに利用できるということで、私もスマホにラクマをインストールして早い段階で使ってはみたのですが、どうしてもメルカリやフリルと比較すると出品されている商品も少なくて、試しに不用品を出品してもぜんぜん売れない…といった感じでしたね…。
そのうち徐々にユーザー数も増えていって、盛り上がるだろうと思って少しだけ期待はしていたんですけどね。
楽天は、もともと自社で運営していた楽天オークションを終了して、ユーザーさんをラクマに誘導するためのキャンペーンを開催していましたが、結果的にはあんまり…だったような気がします。
そういえば、2018年2月にサービス終了を発表する前からラクマも同じようにユーザーさんをフリルに誘導していましたね…。
楽天がフリルを買収
2016年9月にはフリルが楽天に数十億円で買収されたと報道されました。
楽天はフリルを運営していたファブリックを完全子会社化します。
その後、フリルは販売手数料無料になります。
「販売手数料ってバカバカしい」というセリフが、まるでメルカリに喧嘩を売っているようだと言われていましたが、山田孝之さん出演によるテレビCMもオンエアーされ始めました。
この時期からフリルのロゴが少し変わって、次のテレビCMでは「楽天のフリマアプリ”フリル”」といったフレーズが使われていましたね…。
※2023年8月以降、ラクマの販売手数料は4.5~10%の変動制となっています。
ラクマ終了!フリルがラクマにリニューアル?
楽天が買収してからのフリルは、メルカリに続いてボチボチといった感じでしたが、同じ販売手数料無料を売りにしているラクマのほうはというと…どこか盛り上がりに欠けていた印象があります。
しばらくして突如、ラクマはユーザーさんをフリルに誘導し始めました。
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ラクマの前の名前はフリル?
2018年2月7日の出来事。 その頃すでにネットのニュースサイトなどで報道されたり、SNSでも話題になっていたようですが、ラクマとフリルがサービスを統合して新ラクマが誕生しました。 当時、ラクマおよび ...
女性専用アプリだった頃からのフリルユーザーとしては、ちょっと複雑な心境だったりもしますが、今後、新しく生まれ変わったラクマも引き続き利用していこうと思っています。
ラクマの運営会社が株式会社ファブリックから楽天に変更(追記)
2018年7月よりラクマの運営会社が株式会社Fablicから楽天株式会社に変更となりました。
ラクマ事務局からのお知らせにも記載されています。
販売手数料の改定からラクマを取り巻く環境も微妙に変化していますね…。
今後も何かしら変化があることでしょう。