先日、ラクマ事務局から重要なお知らせが2通ほど届きました。
どちらもラクマが3.5%の手数料を徴収する2018年6月4日(月)10:00以降に大きく関係する内容です。
- 【重要】バージョン7.1.0以上へのアップデートのお願い
- 【重要】Android 4.4未満の端末でのご利用について
どちらも件名の先頭には【重要】と記載されています。
上記の2つの条件に対応できない場合は、2018年6月4日(月)10:00以降、ラクマの一部の機能に利用制限がかかるのでご注意ください。
とくに現在Android4.4未満、またはiOS9.2.1以下といった搭載されているOSのバージョンが古いスマホでラクマを使用している場合は、今後の利用にも影響が出ますからね。
また、ラクマをバージョン7.1.0以上にアップデートできなくても対処法はあるので、冒頭であきらめずに最後まで読んでいただいて2018年6月4日(月)10:00以降もラクマを継続するにあたって参考にしてみてください。
このページの内容
アプリをバージョン7.1.0以上にアップデートしないと出品できなくなる!
現在、スマホにインストールされているラクマのバージョンが7.1.0 未満の場合、2018年6月4日(月)10:00以降は出品できなくなります。
つまりは、アプリを最新版にアップデートする必要があるということです。
しかし、現在ラクマを利用しているスマホのOSが以下に該当する場合は、アプリを最新版にアップデートすることができません。
アプリを最新版にアップデートできない端末- Android4.0.4以下
- iOS9.2.1以下
上記に該当する場合は、2018年6月4日(月)10:00以降、アプリからラクマの出品ができなくなるのでご注意ください。
Android4.1〜4.3は一部の支払い方法が利用できなくなる?

現在、ラクマを利用している端末がAndroid4.1〜4.3の場合は、一部の支払い方法が利用できなくなるとのことです。
その背景には、通信のセキュリティ強化のため、暗号化方式の変更を行うという理由があります。
やはりOSのバージョンが古いと新しい技術に対応できないという物理的な限界があるみたいですね…。
一部の支払い方法が利用できなくなると、主に購入者さんに影響が出ます。
ラクマで買い物をした際に、端末のOSが古いことが原因で、希望する支払い方法が選択できなくなる購入者さんも出てくることでしょう。
金銭のやり取りが発生するため、どうしてもセキュリティ強化が必要なので、支払い方法に制限がかかるのは、ある意味仕方がない部分もありますね。
ラクマのサポート対象をAndroid4.4以降に変更
Android4.3以下のスマホを利用している場合は、今後、アプリのアップデートや再インストールができなくなります。
Android4.3以下のユーザーさんは、誤ってスマホからラクマをアンインストールしてしまったりすると、今後は気軽に再インストールできないのでご注意ください。
Android4.4以上のユーザーさんのみが最新版のアプリにアップデート可能ということです。
OSのバージョンが古いスマホでラクマを使っている場合の対処法

OSやアプリのアップデートができないというラクマユーザーさんは、今後、サポート対象外となるため、一部の支払い方法や出品機能が利用できなくなるわけですが・・・
アプリではなく、ブラウザ(SafariやGoogle Chrome)経由でWeb版ラクマを利用することで対処できます。
Web版ラクマの利用方法については、以下の記事でくわしく解説しているので参考にしてみてください。
Web版ラクマは、パソコンだけでなくスマホやタブレット端末のブラウザからログインして、商品の購入・出品が可能です。
しかし、アプリ版ではできてもWeb版ラクマではできないこともあるので、決して万能ではありません。
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パソコン版とアプリ版ラクマの機能的な違いとは?
ラクマは、会員登録さえ完了していれば共通のログイン情報(メールアドレスやパスワードなど)を使って、スマホはもちろんパソコンからでも利用できます。 しかし、スマホアプリ版とWeb版ラクマでは使える機能に ...
とくにアプリ版のラクマに慣れている場合、最初は使い勝手が悪く感じるかも知れませんね…。
スマホの機種変更が一番の対処法だけど…
ラクマを最新版にアップデートできない場合の対処法として、Web版ラクマを利用することについて書きましたが、ハッキリいってこれは応急処置に過ぎません。
やはり、ベストなのは最新のOSが搭載されているスマホに機種変更するという選択になってしまいますね。
「最新のスマホに機種変更したいのはやまやまなんだけど、事情があってなかなかそうはいかない…」というユーザーさんも中にはいらっしゃるかと思います。
…ということで「ラクマに多数出品されている安価な中古スマホを購入すればいいのでは?」と考える人もいたりするかも知れませんが、何も知らずに飛びつくと痛い目に遭うかも知れません。
すでにラクマに会員登録している人は、機種変更後もメールアドレスとパスワードでログインして利用できますが、これからラクマをはじめる人は注意してください!
現在古いOSが搭載されているスマホを使っていて、これからラクマを新規で利用したいという場合、最新版のOSに対応した中古スマホに機種変更するのは危険です。
その理由なんですが、購入した中古スマホの前所有者さんがその端末から過去にラクマに登録していた場合は、以下のようなエラーが出て新規登録できません。
もちろん、金銭的に中古スマホしか選択肢がないという事情も理解はできますが・・・
中古のスマホを購入して機種変更後、ラクマに登録したら上記のエラーが出て登録できない…なんてことが起こる可能性もあるため、現在、古いスマホを使っていてこれからラクマを利用しようと思っているようでしたら、きちんとしたショップで新品のスマホに機種変更したほうが良いということです。
昔と違って現在では、格安SIMを利用すれば利用料金も安くなりますからね。
機種変更の参考にチェック!
スマホには大事な個人情報などもたくさん入っているので、セキュリティのことを考えると、やはり定期的に最新機種に変更したほうが良いですね?
当然ラクマ以外も、こうした動きはあります。
たとえば、メルカリもAndroid5.0以下のユーザーさんはサポート対象外となりますし…。
最新版のサービスが古いバージョンをサポート対象外とする流れは、今後も続きますし、ユーザーさんの安全性を考えるとそれは仕方がないということです。
不便な思いをして古い端末を利用し続けるのであれば、この機会に機種変更も兼ねて心機一転というのも良いタイミングではないでしょうか?