ラクマに限らず、フリマアプリやオークションサイトなど個人売買の場では、ジャンク品と呼ばれる商品が多数出品されています。
ジャンク品とは故障していたり、動作確認ができておらず、現状で使えるかどうかわからないような状態のものを言います。
一見、「誰がそんな故障品を買うのだろうか?」と思ってしまいますが、実はフリマアプリやオークションサイトでもジャンク品が売れているのは事実です。
故障している家電製品やゲーム機、カメラ、パソコン、タブレット端末、スマホなどが比較的売れているようですけどね。
ハードオフなどのリサイクルショップにもジャンク品コーナーが設置されていたりもするので、壊れていても買う人が一定数いるということです。
しかし売れるからといって、安易にジャンク品をフリマアプリに出品するのは危険です。
ラクマやメルカリ利用者さんの中には、ジャンク品の意味をよく理解しておらず安いからという理由だけで購入する人もいるからです。
当然、ジャンク品の意味を理解していない状態で故障していて使えないものを購入してしまえば、トラブルに発展する可能性があります。
もしフリマアプリにジャンク品を出品しようと思っているようでしたら、この記事を参考にしてみてください。
ラクマにジャンク品を出品するとクレームにつながりやすい?
とくにラクマやメルカリといったフリマアプリでは、ジャンク品を販売するとクレームにつながりやすい傾向にあります。
商品名や説明文にしっかりと「ジャンク品」もしくは「動作未確認ジャンク扱い」「壊れています」「動きません」「故障品」といった記載があっても、的外れな質問をしてきたり、購入後に「壊れているので返金したい」と申し出てくるユーザーさんもいたりします。
なぜジャンク品の出品がクレームにつながりやすいかというと、主な理由は以下の2つです。
フリマアプリでジャンク品がクレームにつながる理由- そもそも購入者さんがジャンク品という言葉の意味を理解していない
- 商品名や説明文をよく読まず、価格が安いだけで購入する人がいる
中にはジャンク品の意味はわかっているけど、勘違いや見落としたまま、購入してしまうというミスもあります。
そういった場合はクレームというよりは、自分のミスを認めたうえで丁寧に取引キャンセルを依頼してくるユーザーさんがほとんどなので、まだ話し合いで解決できます。
しかし、ジャンク品を購入したユーザーさんからクレームがあると、その対応に時間とエネルギーを奪われてしまうので、できれば避けたいところです。
ジャンク品の意味を理解していないフリマアプリの購入者
ラクマやメルカリの利用者の中には、そもそもジャンク品というのがどのような状態を表すのかをまったく理解していないユーザーさんも一定数いるようです。
もしかしたら、展示品とかサンプル品程度の認識で、「ジャンク品は動作には問題ない」と誤認識している人もいるかも知れませんね?
当然ですが、ジャンク品という言葉の意味がわからないまま上記のように誤認識している人に商品を購入されてしまうと、「動かない」「壊れている」などの理由で購入後のキャンセルを要請してくるリスクが高くなります。
出品者さんとしては、きちんと商品説明文にジャンク品である旨を記載していますし、動かないのをわかったうえで購入したのだろうという認識でしょう。
しかし、購入者さん側は納得してくれませんし、自分の無知を認めず、しつこくクレームを言ってくるケースも少なくありません。
お互いの認識のズレがあるといいますか…相容れない主張をしてくる相手とのやり取りは不毛ですし、無駄に時間とエネルギーを消費しますよね?
たとえば、上記の画像は商品タイトルにも「ジャンク品」と記載されていますが、ジャンク品の意味を調べようともせずに安いという理由で購入する人が一定数いるので、くれぐれもご注意ください。
説明文を読まずにジャンク品を購入するフリマアプリ利用者
フリマアプリに限らず、商品説明文をまったくといっていいほど読まずに購入する人がいたりしますが、こういうタイプの購入者さんがジャンク品を購入するとトラブル発生につながります。
出品者さんとしては、商品名や説明文にきちんとその商品がジャンク品であることを明記していても、そもそも文章を一切読まない人には通用しないということです。
こればかりは自分ではどうにもできません。
ラクマやメルカリでもよく「プロフ必読!」とか「説明文を読んでください!」といった文言を記載しているユーザーさんがいたりしますが、それすらも読まずに購入されてしまうと当然、トラブルに発展する確率も高くなりますよね?
ラクマでは出品時に購入申請の設定ができるため、ある程度は購入者さんを選別することが可能ですが、それはあくまで相手の評価やプロフィールの事前確認程度の話で、その人が文章を読んで理解したうえで購入申請しているかどうかまでは判断が難しいということです。
たしかにジャンク品はそれなりの需要がありますが、購入する相手によっては地雷のようなものだと考えることができます。
リテラシーの低いジャンク品購入者からのクレーム対応は大変!
フリマアプリ出品時にその商品がジャンク品であることをきちんと記載していても、購入者さん側の認識やリテラシーが低いとクレームにつながります。
ジャンク品へのクレーム対応としては、購入者さんに商品を返品してもらってからラクマ事務局に取引キャンセルを申請するのが一般的です。
しかしジャンク品の場合、ここでも厄介なことが起こるわけです。
そもそも言葉の意味を理解しようとする姿勢が皆無だったり、説明文を一切読まない人というのは、ラクマの利用規約についても同様で、まったく理解していないケースがほとんどだったりします。
その結果、以下のような行動に出てさらにトラブルが大きくなる可能性も考えられます。
- 取引メッセージではなく、いきなり悪い評価をつけてきてコメントに「壊れていた」「だまされた」と書き込む
- 受取評価完了後に返金を要請してくる
- 取引キャンセルには同意したけど、その後、商品を返送してこない
- 明らかに購入者側の都合によるキャンセルなのに返送にかかる送料を負担しようとしない
- 感情的なメッセージを一方的に送ってくるだけで冷静な話し合いができない
さらに厄介なことは、ラクマ事務局にキャンセルを申請しても対応が遅く、その間にも購入者さん側から返金を催促されたりします。
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参考ラクマ事務局のメール返信や問い合わせの対応は遅い
ラクマに限らず、フリマアプリでの取引は何かとトラブルが発生したりするもので、事務局に問い合わせのメールを送信することもあるかと思います。 利用規約にもきちんと何かあった場合は、事務局まで問い合わせるよ ...
続きを見る
筆者も過去にジャンク品を販売したわけではありませんが、リテラシーの著しく低い購入者さんの対応で苦労した経験があります。
せっかく相手の同意を得て、ラクマ事務局に取引キャンセルの申請をしたのに、事務局側の対応が遅いため、何度も購入者さんから理不尽な要求をされました。
わずかな利益を得るために、ここまで大変な思いをするのは本当に嫌です!
ラクマで実際にあったジャンク品の返金・返品トラブル(事例)
実際にラクマであったジャンク品の返金トラブルの事例をひとつご紹介するので、参考にしていただけたらと思います。
ラクマにジャンク品のイヤホンを出品したのですが、断線している。返金しろ。と言うお客がいます。
事務局は何を言っても自分で解決しろと無反応。私から購入者に返金しません。やるなら訴訟なり警察なりに相談してくださいと言っているのですが金を返せと話を聞きません。これは私が悪いのでしょうか?
返品対応も、返金もしなければいけないのでしょうか?
又、解決方法があれば教えていただけませんか?引用元:Yahoo!知恵袋
上記の相談者さんは、ジャンク品としてラクマにイヤホンを出品して、それを購入した方が断線を理由に返金を要請しているという話です。
ラクマ事務局に問い合わせても、当事者同士で解決するように促されるだけで対応してくれません。
まさに先ほども触れたリテラシーの低い購入者さんがジャンク品の意味を理解しておらず、故障しているから返金を要請してくるケースです。
ラクマ事務局側の対応も的確とは言えませんね?
ラクマで起こったジャンク品をめぐるトラブルの事例として参考にしてみてください。
ジャンク品を売るのに安心・安全でもっともかんたんな方法とは?
ラクマでジャンク品が売れるのは事実ですが、出品者さん側ではどうにもできない部分で思わぬトラブルが発生する危険性もあることについてはご理解いただけたと思います。
では、そういった面倒なトラブルが発生することもなく、安心してジャンク品をお金に換えるにはどうしたら良いのでしょうか?
たしかに若年層が主なユーザーであるフリマアプリより年配者も多く利用しているヤフオクだったら、トラブルに遭遇する可能性も多少は低くなるかも知れません。
しかし、商品画像を撮影したり、商品の状態などについてくわしい説明文を入力したり、売れたら売れたで梱包・発送作業までして大した利益にならないのであれば、効率的とは言えませんよね?
だからといって、捨てるというのも…といった感じではないでしょうか。
とくに家電製品や大型製品でしたら、粗大ゴミに出すにもお金がかかりますからね。
フリマアプリからオークションへと出品先を変えたとしても、また別の問題が出てくるわけなんですが・・・
便利なジャンク品買取サービスを利用すれば、フリマアプリのようなトラブルの心配も不要ですし、無駄に時間やエネルギーを消耗することもありません!
買い取ってもらうまでの手順も、フリマアプリやオークションに出品するよりもかんたんです。
梱包用のダンボールを用意してくれて、送料も業者さんが負担してくれるサービスもありますしね。
ジャンク品・故障品の買取業者は安心・安全・簡単・便利!
世の中にはたくさんの買取業者さんがありますが、壊れているジャンク品は買取不可という業者さんも実際は多いです。
どの買取サービスを利用するかについては以下を基準に判断すると良いでしょう。
- 買い取り対象となる条件
- 送料を負担してくれるかどうか?
- 梱包に必要なダンボールなどを用意してくれるか?
- 査定は無料かどうか?
- 壊れているジャンク品でも買い取ってくれるか?
- 買取が成立してから入金されるまでの期間
- 特定の専門分野に特化しているかどうか?(価値がわかっている)
こういった買取業者さんのサービスを利用する際に、ほとんどの人は「どこで売れば高値で買い取ってくれるか?」ばかりを重視してしまう傾向にありますが、本当に重要なのはそれだけではないということです。
とくにジャンク品の場合は、高値で売ることよりも効率的に処分できるかどうかのほうが大事だったりしますからね。
いかに手間や労力をかけずに、できるだけ早くジャンク品をお金に換えることができるかを意識してみると良いでしょう。
では、ジャンク品でも買い取ってくれるという買取業者さんをいくつかピックアップしてみますね。
壊れたジャンク品パソコン専門の買取サービス
壊れたパソコンを処分する場合、とくにデスクトップパソコンは重量もあって結構大変なんですよね?
また、ノートパソコンは数年ごとに買い替えたりする人も多く、自宅に使わなくなったものがそのまま放置されているケースも多いようです。
もし自宅に眠ったまま放置されているパソコンがあるようでしたら、壊れていても買い取ってくれる買取業者さんを利用しましょう!
部屋もスッキリしますしね。
壊れたジャンク品スマホ・タブレット端末の買取
ジャンク品のスマホはラクマやメルカリでも多数出品されていますよね?
フリマアプリに出品されているジャンク品のスマホは、画面割れやボタンが利かないといった状態も多いようですが、説明文だけではわかり難い故障や不具合もあったりするものです。
フリマアプリのユーザーさんに細かいことを説明してもなかなか伝わらなかったりもしますし…さらにそれがトラブルにつながるケースもありますが、専門の買取業者さんでしたらきちんとした知識もあるので心配は要りません。
ただし、当然ですが、ジャンク品の買取は完動品の買取価格よりも安くなります。
また、故障具合によっては買取不可の場合もあるようなので、事前に各サイトをよく確認してから申し込んでくださいね。
壊れたジャンク品ブルーレイレコーダーが売れる!?
壊れているジャンク品でも買い取ってくれるサービスがあるということは、ご理解いただけたと思います。
様々な専門分野ごとに特化した買取サービスをいくつかご紹介しましたが、中にはジャンク品のブルーレイレコーダーを専門に扱っている珍しい業者さんもあったりします。
専門分野だからこそ高価買取が実現できるのかも知れません。
こういった精密機器ほど、ジャンク品をフリマアプリに出品すると思わぬトラブルに発展しやすいので、買取サービスを利用するのが安全だったりします。
ジャンク品専門買取サービスの利用方法
壊れてしまったジャンク品の買取サービスの利用方法は、ご自身で各サイトをご確認ください。
ほとんどの場合、買取サイトの公式サイトを開くと説明が記載されていると思います。
だいたい以下の手順で買取依頼が可能なケースが多いようです。
- 買取サービスのサイト内に設置された依頼フォームを入力後、送信
- 梱包キット(ダンボールや伝票など)が送られてくる
- 買い取ってもらうものを梱包して発送
※送料は業者さんが負担してくれる場合が多い - 査定を待つ
- 査定結果に納得できたら買取を依頼
- 買取成立後、指定の銀行口座に入金
もちろん、すべての買取業者さんが上記の流れに従っているとは限りませんが、だいたいの目安として参考にしてください。
実際に買取サービスを利用してみると、わざわざ商品画像を撮ったり、説明文を入力してフリマアプリに出品するよりも楽だし、煩わしいやり取りからも解放されて快適です。
コメントの返信や値下げ交渉への対応もありませんからね。
基本的にジャンク品は、余程のことがない限り、フリマアプリに出品したところで高値で売れることはないと考えて良いでしょう。
だったら、買取業者さんにお願いしたほうが、無駄な時間やエネルギーを消耗せずに済むし、トラブルの心配も不要なので安心です。
とくに断捨離目的の場合は、効率を重視する必要がありますからね。